ポーランドの蛍石

 

隣国であるドイツやチェコの蛍石は良く見かける反面、ポーランド産の蛍石に遭遇する機会は限られます。中でもStrzegom一帯から産出する蛍石は見た目に綺麗で多少の知名度があると思いますが、流通は安定していません。

 



Striegau

Striegau (Strzegom), Świdnica District, Strzegom-Sobótka Massif, Lower Silesia (Dolnośląskie), Poland

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見かける機会の少ないポーランドの蛍石。というか、そもそも市場にポーランドの蛍石が出回る機会がほとんどないという。なかでもStrzegom一帯の蛍石は比較的よく知られ、八面体式結晶を中心とし、紫色から青紫色、時にピンクや赤色も産します。ペグマタイトらしく、長石や煙水晶、束沸石などと共生し、ものによってはかなり美しいものも。

 

そしてこの標本は、少しだけ青をかんだ綺麗でいて妖艶な紫。透明度・照りもよく、2cmを少し超えた結晶。トップにはおそらくA面がでていますね、残念ながら裏面は剥離痕と劈開。

 

ちなみに、ドイツ語だとStzegomと書くらしく、ストシェゴムと読むようです。

調べてみると2000年以上前からこの一帯の花崗岩が利用されているようで、この標本はオールドコレクション。古いラベルがついていますが、かすれて読めませんが。

(2018/9/21 編集)